【代表者メッセージ】会社は何をしてくれるの?

会社は何をしてくれるの?

今回は、私たちが考える「社員一人ひとりに提供している価値」についてご紹介させていただきます。

まず、みなさんが会社を選ぶ時「どんな仕事が出来るか」を考える方がほとんどだと思います。
新卒でも、転職でも、自分の希望やキャリア形成に合った仕事内容ができる会社を候補にしますよね。
一方で、候補となる会社から入社したい会社を選ぶのは非常に難しく、ここで迷う方が多くいます。
ここで考えるべきは「会社は私に、何をしてくれるの?」という判断軸です。

決して、会社に依存することをお勧めしているわけではありません。
みなさんは、志望する会社で、面談が進み、内定が出たりしているのですから、ただ依存心が強いだけの方はいないでしょう。
ですから「会社は私に、何をしてくれるの?」という判断軸を持つのは、ごく自然で当たり前の権利だと思います。

では、ここからは実際に私たちが考える「社員一人ひとりに提供している価値」についてご紹介していきたいと思います。
 
目次

会社は、社員が自己の能力を最大限に発揮/向上するために存在する


「会社が何をしてくれるのか?」、それは、会社の役割そのものです。
当社では、「一般的に会社はこうしている、普通は会社ってこうでしょ」という観点から会社の役割や機能を決めていません。
会社の理念やミッションから、必要な会社の役割や機能を決めています。
結果的に、一般的な会社とその役割や機能は変わりないかもしれませんが、実際の運用や作られる企業文化は180度異なるくらいの違いだと思っています。



会社の役割や機能は、創業者や社長の自己実現のためでもなく、マネージャーや上長の既得権益のためでもなく、会社の理念やミッションのために存在します。
当社の理念やミッションの実現には、「技術者やコンサルタントが最大限の能力を発揮する」ことが最も重要です。
ですから、当社は、社員が自己の能力を最大限に発揮/向上するために3つの環境を提供します。

1.発揮した能力が適切に評価される環境
2.能力を向上させる環境
3.能力を発揮する環境

そして、これが「会社が何をしてくれるのか?」=「社員一人ひとりに提供している価値」に対する、当社の答えになります。

以下に、この3つの環境について概略をご説明します。
個々の詳細は、また別の機会にブログにアップしたいと思いますので、ぜひそちらもまた別の機会にご覧頂ければと思います。
 

1.発揮した能力が適切に評価される環境

1)付加価値(能力の発揮)→売上(顧客の評価)→報酬/労働分配(自社の評価)が適切につながる
社員が提供した能力に見合った売上を獲得できるように、経営も営業も全力を尽くします。
売上はお客様からの評価の具体的な表現です。
そして、顧客の評価に見合った適切な報酬を得ることができます。
2)お客さまやチームからの感謝の言葉成功体験につながる
お客様に成功をお届けする(多くはPJTの成功)ことで、お客様やチームメイトからの感謝の言葉を受けることができます。その成功体験は、何物にも代えがたい財産となります。

2.能力を向上させる環境

1)能力を向上させるポジションの提供
プログラミング、設計、要件定義、チームリーダー、プロジェクトリーダー、プロジェクトマネージャー、PMOITコンサルタント、DXコンサルルタント等々、能力を向上させるために必要なポジションを提供します。
2)チーム育成の推進
当社は実践を重視します。チームメイトや先輩から、実践の場で育成される環境を提供します。
3)教育支援の仕組み
実践と当時に、理論的な裏付けを持つことで、能力向上を促進します。
いつでも受講できるオンライン研修やキャリアプランに沿った各種研修の受講機会を提供します。

3.能力を発揮する環境

安心して働ける環境は、個々人が能力を発揮するためのベースであると考えます。  
1)コンプライアンスの徹底遵守
世の中のルールは徹底して守ります。
ルール違反をして一時的に結果を出しても、経営も個人のスキルも本物にはなりません。
2)間接業務の効率化
社員が「お客様の成功」に使う時間を最大化するために、不要な間接業務を徹底排除/効率化します。
3)リモートワークの推奨
働きやすく、最大限の能力発揮をできる手段としてのリモートワークの活用を推奨します。
4)個人の特性に合ったキャリアプラン
個人の成長スピード、ライフステージ(結婚、出産、育児、介護等々)にあったキャリアプランで働き、能力向上を継続できる環境を提供します。
5)経営の財務的健全性
過去50年で起きたような経済界のショックが襲ってきても、倒産しない、社員の給与が担保される、会社の健全性を維持します。
オイルショック、ブラックマンデー、バブル崩壊、リーマンショック、コロナショック等

あたりまえのことをあたりまえにやる


私たちは
1.発揮した能力が適切に評価される環境

2.能力を向上させる環境
3.能力を発揮する環境
といった、3つの環境をあたりまえの状態として整備するために多くの工夫や努力を行っています。

そういった工夫や努力が出来るのは、前述している下記の考え方があるからです。
「会社の理念やミッションから、必要な会社の役割や機能を決める」
この考えの上に私たちが大切にしている「社員一人ひとりに提供している価値」を研鑽し続けているからこそ、他社との差別化を生み出し、結果として顧客からの高い評価を得続けることができていると考えています。

今回は、私たちが考える「社員一人ひとりに提供している価値」についてご紹介させていただきました。みなさんと共に、より高い提供価値を実現していきたいと思っています。皆さんのエントリーをお待ちしております。


 
出口 義勝(いでぐち よしかつ)
株式会社アプローチ・システムズ 代表取締役
Ideal株式会社 代表取締役
1992年~2000年 株式会社ビジネスブレイン太田昭和にて、会計・経営管理分野のコンサルティング及び大企業向けシステム構築に従事。
2000年~2021年 フューチャーシステムコンサルティング株式会社(現フューチャーアーキテクト)にて、プロジェクトリーダー、会計ソリューショングループ長、ビジネスコンサルティング部門トップ、製造産業事業部の事業部長(執行役員)を歴任。グループ会社の取締役を兼任。
2011年 Ideal株式会社設立 代表取締役に就任。
2017年 株式会社アプローチ・システムズと経営統合。
2021年 株式会社アプローチ・システムズ 代表取締役に就任。
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