WORKS

直接顧客
システム開発会社
対象会社売上規模
約3.5億
対象会社上場/非上場
未上場
ハンズオン投資
システム開発事業会社の企業価値向上
プロジェクトの背景

- 創業から27期を迎え、社員約30名、売上高約3.5億円となり、安定した経営を行ってきたが、今後10年を想定し、どのように事業承継するかが、最大の経営課題
- スピード成長を志向する大企業やこれから上場を狙う企業等からM&Aの提案を受けるも、企業文化や創業の理念とのかい離が大きすぎる懸念があり決断に踏み切れない状況
課題
- 所有の承継
継続的・安定的な成長により無借金経営をしてきたA社の所有(株式)を、どのように最適な方法で、譲渡するか。 - 経営の承継
これまで創業者のみが担ってきた、中長期戦略や資金調達の担保及びバックオフィス機能を誰にどのように引き継ぐか。 - 文化の承継
27年間培ってきた、良い人財が真面目に粘り強く顧客に(仕事に)向き合う姿勢、良い仕事をすることに注力してきた企業文化(結果的に業績に結び付いてきた)をどのように引き継ぐか。
解決方針
- 会計・税務手法を駆使し、創業者からIdealへの最適な株式譲渡を実現する。
- 中期戦略や資金調達・バックオフィス機能をIdealが担う。
- 社長をA社の幹部から内部登用し、企業文化の継続性を担保する。

当社の役割
- 効率的なM&Aプロセスの推進(評価・手続き・適法性担保)
- 創業者の引退後もA社社員を中心として自主独立できる環境(役割分担)つくり
- マネジメントサイクルの確立と数値面の可視化及び業績コントロール手法の提供
- 運転資金の担保及びバックオフィス業務の標準化と仕組化
- 取締役として、リスク管理・重要課題の解決支援
効果
- A社ビジネスを毀損せず 、法的有効性の担保及び税務メリットを最大化するM&Aを効率的に実現
- 創業者が第一線から顧問へと退くなか、内部登用のA社新社長が、企業文化を承継したことにより、1名の退職者も出さずに過年度同等の業績を達成
- 創業者の知見とIdealの知見を合わせ、さらなる成長を遂げるための新サービス及び新事業を開始
- 5年間で売上、利益ともに倍以上の業績を実現