WORKS

自動車メーカー様のバリューチェーン収益可視化システム構築
直接顧客
経営システムコンサルティング
案件対象会社
自動車メーカー
対象会社売上規模
約45兆円
対象会社上場/非上場
東証一部上場
ITプロフェッショナルサービス

自動車メーカー様のバリューチェーン収益可視化システム構築

PJT規模
1200人月
PJT期間
5年

プロジェクトの背景

  • 自動車メーカーにおける新車開発プロセスにおいて、当社のグローバルなSI実績をご評価いただき、新規プロジェクトの構想検討フェーズからサービスインまで、PM支援およびPMOの立場でご依頼をいただきました
  • 新車開発のグローバル化を一層推進するためには、車両仕様データ(量産部品・補給部品・用品)のコンカレント開発とグローバルでの情報共有が不可欠であった。車両×用品一体開発を推進するには、情報共有基盤技術の整備が重要であり、DXプラットフォーム上の効果的な利活用が求められていた。

課題

  • 車両開発、調達、生産、物流、販売、アフターサービスといった幅広い基幹システムとのデータ連携が求められる
  • 運用保守フェーズにおいては、アプリケーション基盤のバージョンアップに伴うマイグレーションを、ユーザー業務に影響を与えることなく実施する必要がある
  • セキュリティの脆弱性対策や、OS/ミドルウェアのEOSへの対応が求められる

解決方針

  • データ集配信(HULFT)やDXデータ基盤(AWS)を介し、柔軟なデータ連携を可能とするインターフェースの構築を行う
  • ユーザーの業務内容やビジネス環境の変化に応じて、アプリケーションも迅速に対応していく必要があるため、ユーザーニーズに応じてレスポンスよく開発し提供できるようにする
  • OS(RHEL)およびデータベース(OracleDB)のバージョンアップに伴い、バックエンド処理に使用するJavaのバージョンアップを行う

当社の役割
  • 構想検討・要件定義から、製作・テスト・導入・維持に至るまで、すべての工程に関与し、プロジェクトの成功に対する責任を果たす
  • PM補佐、PMO及び開発要員として5名体制での支援を実施(PJT全体開発ピーク時15名)
  • お客様が進めるデータ整流化(車種開発の全工程において一元管理されたデジタルデータを活用)の実務支援を行う
  • AWS、Oracle BI、Tagetik、Power Platformといった先進的なITツールを活用し、多様なニーズに柔軟に対応するとともに、ビジネス視点でのソリューション提案を行う
効果
  • 戦略的な原価低減活動の実現と、リードタイム短縮による市場ニーズへの迅速な対応に貢献しました
  • 一元管理されたデジタルデータを活用した業務改革およびビジネスモデルの提案を通じて、業務効率化およびグローバルコミュニケーションの強化に寄与しました
  • お客様のグローバル戦略に基づき、地域特性に応じた“モノ”と“情報”を一体化したグローバルシステムの提供を実現しました

ページの先頭へ戻る